2021年 ご挨拶
皆さま 新年おめでとうございます。
昨年もたくさんの方にご覧いただきありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします。
昨年は、本当に大変な一年でした。学校閉鎖に、再開後のコロナ対策、そして取戻し授業。さらに職場体験や課外授業の中止や延期と、児童、生徒にとって貴重な一年が翻弄され、先生方もこれまでとは異なるお忙しさを経験されることとなりました。
さて、本年2021年は、昨年のようなことにならないこと祈念したいのですが
今年に入りましても取り巻く状況は全く変わりません。その意味では、この3学期、そして新年度の学びもこれまでとは変えていかなければならないのが実情ではないでしょうか?
本年について「十干十二支」では
2021年 辛丑(かのとうし)
辛(かのと)は、辛く大変な出来事を乗り越えて
全く異なるステージに移る年。
丑(うし)は、根気よく、協力して、結び付きが強くなる年
とか...
まさに言い得て妙ですね。
学びの方法や内容についてもそんな年と言えるのかもしれません。
これからのよのなかを生き生きと、主体的に生きていく子供たちを育む全く異なるステージを作る年。
その学びは、「社会に開かれた教育課程」として、地域や社会と本格的に連携して行う年。
そんな風に考える方が良いのかもしれません。
2021年 "新" 8,760時間
そんな1年、8,760時間(24時間×365日)が始まりました。
世の中では、「強い種が生き残るのではない、変化に順応した種が生き残る」ともいわれます。
変化への順応は、学校でも同様かと思います。
・新年度どのような経営方針とするか?
・これまでの集合教育にリモート授業や家庭での子供たちの主体的な学びをどう組み合わせるか?
・対話や話し合いの場がリスクとして避けられる中、探求型の授業をどう作るか?
・「学びを何に活かすか」キャリア(=生き方)教育をどのように進めるか?
・職場体験、課外授業はどう進めるか?
・社会に触れ、体験し、経験を通じた子供たちの「思考力、判断力、表現力」の形成機会をどう作るか…
変化すべきことはたくさんあります。
まさにこの変化への順応を今年もご支援できればと思います。
前向きに、ドキドキしながら、ワクワクしながら、
どんな新しい時間をデザインしましょうか?
子どもたちにとって、皆さまにとって心地よい学校とは?
今年もよろしくお願いいたします。
今年は私も、このブログもそんな変化順応を行っていきたいと思います。どんな形が良いのか、皆さまのご要望はどんなものか?いろいろお聞かせください。
「子供たちが身近に感じるよのなかの変化を見つけ」
「そこにある課題やその解決方法を子供たちとともに考え」
「その経験を通じて、子どもたちがこれからを生きる自信と、力を養う」
キャリア(=生き方)教育を皆さまとともに考え、お手伝いしてゆきたいと思います。
2021年 1月4日