中学・高校生のための よのなかマーケティング・キャリア教育 授業テーマ集

中学・高校の「現代社会」「公共」「総合的な学習の時間」で、これから求められる「思考力・判断力・表現力」を養うためのアクティブラーニング授業で使える授業テーマ集です。 Copyright Masanori yano

授業テーマ33「(洞察力・要約力)なぜ、メーカーが施設やショップをつくるのかな?」

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みなさん、こんにちは。

 

少し前の話になりますが、4月26日にケチャップや野菜ジュースでみんなが知っているカゴメが、長野県諏訪郡カゴメ野菜生活ファーム」という施設を作りました。

体験型の野菜テーマパークで、野菜の収穫体験やピザやジャムなどの調理体験ができたり、カゴメの飲料工場が見学したり、長野県の高原野菜を使ったレストランで食事ができたりするようです。なんだか楽しそうですね。

 

実は、ものをつくるメーカーがこういった施設をどんどん作っているのは知っているかな?

 

たとえば、炊飯器や水筒などでみんなも知っている象印マホービンが、大阪に象印の高級炊飯器で炊いたお米をつかったレストラン象印食堂」を運営していたり、カレーで有名なハウス食品は、大阪の阪急百貨店にカレーパンの専門店「ハウス カレーパンノヒ」をオープンしていたりしています。

 

また、期間限定でお店を出す(ギョーカイ用語では『ポップアップショップ』といいます)メーカーも多く、最近では醤油のキッコーマンが東京の表参道に豆乳ショップを出していたり、「キューピー」は、100周年を記念した期間限定のカフェを東京・大阪・福岡・名古屋で順次展開していたりします。

 

みなさんも課外活動で、メーカーの工場見学等に行ったことはあると思います。工場で働く人からいろいろなお話を聞いたりしながら、モノがつくられる工程を見たりしていたこととは、また少し違ったものですよね。

 

なぜ、ものづくりのメーカーがこういったショップを作るのかな?

 

答えは、「ファンづくり。」

 

なのですが・・・・

なぜ、こういった施設がファンづくりに必要なのでしょう。

その理由をみなさんで、考えてみてください。

 

今回のテーマは、マーケティングアクションの一つですが、その目的や狙いあるいはそこにある背景を考えることで、みなさんにとっては、「洞察力」を養うトレーニングになるかと思います。「洞察力」とは、物事を深く鋭く見抜く力、見通す力のこと。観察だけでは分からない本質的なことを見抜く力の事です。

 

いつものように、クエスチョンを通じて一緒にやって行きましょう。

いろんな意見を出し合ってもらうので、そうですね…グループに分かれて、グループごとでまとまった考えを発表してください。

 

Q1.まずは、「ファン」って何かをみなさんで話し合って考えてみてください(思考力)

「ファン」ってどのようなことを言うのか、また「ファン」になってもらうと、どのようなことがあるのかを考えてみてください。

 

まずは自分自身で3分考えて、その後10分グループで話し合ってまとめてください。

 

Q2.いま、メーカーが置かれている問題をみなさんで考えてみてください。(思考力)

これはちょっと難しいかな?少しヒントとして「メーカー各社が作っている商品の現状」の視点と、「販売されている状態や現状」の視点から考えてみてください。マーケティングです!(笑)

 

こちらも、まずは自分自身で3分考えて、その後10分グループで話し合ってまとめてください。

 

Q3.これまで、メーカーは商品を知ってもらい、ファンになってもらうためにTVCFや雑誌広告、あるいはホームページでその商品の特長やイメージを情報発信する、いわゆる広告宣伝を行っていましたが、それとこういった施設を作ることの違いをみなさんで考えてみてください。(思考力

 

こちらも、まずは自分自身で3分考えて、その後10分グループで話し合ってまとめてください。

 

Q4.では、ここまでの分析から、「なぜ、メーカーは施設やショップをつくるのか」を400文字まででまとめてみてください(要約力)

 

こちらは自分自身でやってみましょう。(時間的には、宿題かな笑)次回みなさんに発表してもらいますね。

 

どうですか?では、また。

テーマ32回答例「みんなの生活時間をリサーチしてみよう!」

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みなさん、こんにちは。

では、早速ですが、前回の回答例に参りましょう。

まずはオリエンテーションは、こんな内容でしたね。

 

6月10日は「時の記念日」です。みなさんは毎日どう時間を使っていますか?『時は金なり』って言われるほど、時間って大切ですよね。そこで、みなさんの生活時間を調べて、その特長を分析して報告してください。目的は、まずは実態を明らかにすること。報告して欲しいことを条件として出しますね。

(報告して欲しいこと)

1.学校の学年ごとで生活時間に変化はあるでしょうか?

2.スマホを見ている時間ってどのくらいあるでしょうか?スマホで何をしているのでしょうか?

3.みなさんが一番大切にしている時間はどんな時間でしょうか?

今回調べて欲しい生活時間は、平日とします。

 

Q1.まずは、調査を設計しましょう。

 

前回、お話ししたように、この調査設計がとても大切です。まずはおさえるべきところをきちんと押さえていきましょう。

まずは、報告して欲しいことから、どんな調査にしないといけないか内容をみんなで考えてみましょう。

 

学校の学年ごとで生活時間に変化はあるでしょうか?

 

ここから何を想定しますか?まずは、「学年ごとに調査しないといけない」ようですね。それから、「変化があるかないか」ということから、学年ごとの結果を比較することのようです。では、比較する際、学年だけで良いでしょうか?例えば「男女で違うかもしれない?」とか、「部活によっても異なるかも?」ですね。となると、それが分類できるようにしておく必要がありそうです。

 

それから、変化を見たい時間をあらかじめ想定して聞いたほうがわかりやすそうですね。どんな時間があるのか話し合って決めましょうか。

 

たとえば、「起床時間」「朝食の時間」「通学時間」「部活動時間」「学習塾・習い事の時間」「友人との遊び時間」「家の用事を手伝う時間」「夕食時間」「学校の授業の復習や、宿題をする時間」「受験勉強の時間」「テレビを見る時間」「読書をする時間」「お風呂に入る時間」「寝る時間」などかな。

 

って考えたときに、「あれ?時間って2つあるな」って思った人・・・さすがです!

 

そうですね。「どのくらいの時刻にしているの?」ということと、「どのくらいの時間しているの?」という時間帯と所要時間に変化ありそうですよね。

 

それがわかるように聞く必要があることもわかりましたね。

 

スマホを見ている時間ってどのくらいあるでしょうか?スマホで何をしているのでしょうか?

 

これについては、どうですか?使っているみんなが本当に自分で分かっているかどうか微妙かもですね。みなさん自身も、ちょこちょこ見てるから時間なんか分からないでしょ。ということは、大まかにしか聞けないかもしれません。(iPhoneには最近はどのくらい何をしていたかがわかるようになりましたね。)

 

さらに、スマホで何をしているかも、個別のアプリを聞くというより、アプリの種類を分類して調査した方が良いかもしれません。

 

みなさんが一番大切にしている時間はどんな時間でしょうか?

 

大切にしている時間?ってどういうことでしょう?人によっても違うでしょうし、どういう聞き方するかがポイントのようですね。少し「大切にしている」ということを具体的にする必要がありそうです。「大切にしている」を少し分けてみましょうか?

 

今回調べて欲しい生活時間は、平日とします。

これは、調査したい曜日の条件ですので、きちん伝える必要がありますが、例えば「部活のある日、無い日」「塾や習い事などがある日、無い日」などありますよね。

では、どうするか・・・・。また、出来るだけ正確に調査するにはどうするか

 

だんだんややこしくなってきましたー。笑

 

今回は、曜日ごとの実際の生活時間(時間帯と所要時間)を記録してもらう方がよさそうですね。

 

こういったことを決めていくのが、「調査設計」です。

 

では、ヒントクエスチョンに答えていきましょう。

 

1.調査する対象は誰にしますか?

 

調査する対象者は1年生~3年生の生徒ですね。ただし、学年ごとの変化がより分かるように「性別」と「部活動」について質問で聞くようにしておきます。

ということになりますね。

 

ホントは、どのくらいの生徒に調査すればよいかを決めないといけません。基本的には全員聞くのが正しいのですが、例えばマンモス校と呼ばれる、生徒数が多いところなどでは、大変かもしれません。そういった場合には、数を決めておく必要があります。今回の場合で言うと、学年ごとや男女別であまり偏りがあると比較した際に違いが正しいかどうか疑わしくなるので、学年ごと、男女別で均等に聞いた方が良いと思います。表にするとこんな感じです。

 

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これを、割付(わりつけ)と言います。上の表で分かるように、全部で300人に聞くのですが、学年ごと、男女別で均等の人数にすることで、比較しやすいようにします。世の中で行う実際の調査では、こういった割付方法以外に、たとえば実際の日本の年齢構成に合わせてとか、各都道府県の人口構成に合わせて、割付を行ったりします。

 

でも、「みんなが書いてくれるか分からない」し、回収したらこうはならないのでは?と思った人はいるかな?素晴らしいです!その可能性もありますね。なので、どのくらいの人が書いてくれるかを想定して、設定した数になるよう余分に配布する必要もあります。

 

上記の表で言うと、たとえば、回収できる割合を80%としたら、300÷0.8=375は配布するひつようがあります。

 

2.どういう方法で調査しますか?

 

今回は、基本的にはアンケートを作って対象者へ配布する方法と決められていますので、配布方法と回収方法の検討です。

 

配布方法どうしますか?朝、校門に立って配布する?あるいは、各学級担当の先生へ依頼し配布してもらう?いろいろあるかと思いますが、これも設計のひとつ。校門に立つのだったら誰がするの?先生に協力してもらうなら、誰が説明に行く?を決めないとですよね。

 

回収方法も、みんなが通る廊下に回収箱を置く?あるいは、先生に回収してもらう?回収箱なら、誰が回収する?といったことを決めてください。

 

あと、大事なのが回収の期限を決めること。でないと、いつまでたっても終わらないよ。期限は短すぎても、長すぎてもダメですよね。今回は、平日の実際の時間を記録してもらうことにしましたから、7日間は必要ですね。

また、期限が近付いてきたら、案内する方が良いかもしれません。(これも、誰が、どうやって?)

 

アンケート用紙を配布・回収するだけでも、これだけの段取りをきちんと決めておく必要があります。

 

3.どんなアンケートにしますか?

 

先ほど話し合ったあった内容から、調査の項目をまとめてみると・・・・

 

1)学年(1年生・2年生・3年生)

2)性別(男子・女子)

3)部活動(入っている人は、どの部か聞く)

4)平日の生活時間について(聞きたい行動の時間帯と所要時間を曜日ごとに聞く必要がある)

5)1日どのくらいスマホを使用しているか(大まかな時間を聞く)

6)スマホで何をしているか(電話<ライン電話など含む>をする・メール・動画<学習含む>を見る・SNSTwitterやLINE、インスタグラムなど)・ゲームをする・マンガを読む・情報を調べる・ニュースを見る・目ざましに使う・・・など分類する)

7)大切にしている時間(「ほっとする時間」「楽しみにしている時間」「無いとしんどくなる時間」くらいに分けて聞く)

 

という感じでしょうか?

 

そして、

アンケートの配布方法(先生に協力いただき、ホームルームで配布してもらう)※各先生には、○○さんから調査の説明をしてもらって、協力いただく。

アンケートの回収方法(先生に協力いただき、ホームルームで配布してもらう)

回収期限は、○月○日。

となりますね。

 

あと・・・実はこれだけでは無いんです。これまでの事で調査を実施するところまでは決めましたが、その後の作業を明確にするために、本当は、回収した回答結果をどのように分析するかもあらかじめ想定しておきます。例えば、まず学年別に全体を見る(単純集計といいます。)そして次に男女別に見る、さらに部活動ごとにみるなど、設問回答を組み合わせて見る(クロス集計と言います)ということも事前に想定しておきます。

そして、最後にスケジュールを明確にします。

 

アンケート(質問票)はいつまでに作るか、いつ先生に協力を要請するか、先生へ配布してほしいアンケートはいつ渡すか、いつ配布してもらうか、回収はいつまでに行うか、回収した回答表はいつまでに集計するか、集計したものをいつまでに分析するか、調査の報告書はいつまでにつくるか

など、ここまでを行うことを「調査設計」と言います。

 

Q2.次にアンケートの質問表をつくりましょう。

 

さあ、いよいよ。質問票づくりです。

先ほどまとめたアンケート項目から作成していきます。

 

1)学年(1年生・2年生・3年生)

2)性別(男子・女子)

3)部活動(入っている人は、どの部か聞く)

4)平日の生活時間について(聞きたい行動の時間帯と所要時間を曜日ごとに聞く必要がある)

5)1日どのくらいスマホを使用しているか(大まかな時間を聞く)

6)スマホで何をしているか(電話<ライン電話など含む>をする・メール・動画<学習含む>を見る・SNSTwitterやLINE、インスタグラムなど)・ゲームをする・マンガを読む・情報を調べる・ニュースを見る・目ざましに使う・・・など分類する)

7)大切にしている時間(「ほっとする時間」「楽しみにしている時間」「無いとしんどくなる時間」くらいに分けて聞く)

 

以下は、質問表の出来上がり例です。

 

 

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どうですか?あくまで、作成例ですが・・・

 

各質問をできるだけきちんと答えてもらうために、「記入例」をつけたり、時間の場合は、書き方が様々になる可能性があるので、「24時間制で」「分単位で」書いてもらうルールを決めたり、注意事項を太字にしたりしています。こういったことが質問表の作成ではポイントかもしれません。なので、一度質問表を作ってみたら、誰かに試しに答えてもらって、書きにくかったことなどを聞いておくのもよいかと思います。

 

みなさん、どうでしたか? 

 

やってみて気付いたことなど、振り返ってみてくださいね。

 

では、また。

授業テーマ32「みんなの生活時間をリサーチしてみよう!」

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みなさん、こんにちは。

あっという間に6月ですね。

 

さて、今回は、みなさんに「リサーチャー」になってもらいたいと思います。

 

「リサーチャー」とは、簡単に言うと、調査を行い、集計し、分析する仕事をする人です。マーケティングでは、何をするにしてもまずは「現状がどうなっているのか」をきちんとつかむ必要があります。マーケティングを「調査」の事って思っている人がいるくらいですから大切なことではあるのですが、調査はあくまでマーケティングの一部ですのでお間違いなく。

 

ひとことで、調査といってもその方法はたくさんあります。

いくつかあげてみると、

 

  • インターネット・アンケート調査=インターネットを利用して、モニターとかパネルと呼ばれる調査に協力したい人が集まる会社を使って、アンケートを取る方法。

 

  • グループインタビュー調査=5名くらいの方に一度に集まってもらって、聞きたいテーマについて、「モデレーター」と呼ばれる人がグループ内の会話をコントロールしながらヒアリングをしていく方法。1対1で深くインタビューする「デプスインタビュー調査」というのもあります。

 

  • セントラルロケーションテスト=たくさんの方に1つの会場に集まってもらって、調査をする方法。たとえば飲み物を飲んでもらって、味が好きかどうかなどを調査する時などに用いられます。

 

  • ショップアロング調査=お買い物をしているお客さんの後ろから追跡し、どこを通ったか、何を手に取ったかなど行動を記録していく調査。

 

  • ミステリーショッパー調査=調査する人がお客さんのふりをしてお店に行って、その時の店員さんの接客方法や、印象などをチェックしていく調査。飲食業や、サービス業でよく行われています。

 

  • ホームビジット調査=調査したい人の家に訪問して、家の中の状態を見させてもらいながら質問をしていく調査。たとえば、冷蔵庫の中を見せてもらって、どんなものが入っているかとか、どのように入れてあるかなどを調べるとか、他の調査ではつかめないリアルな実態が見えてきたりします。

 

などなど。いろいろあるでしょ。

 

「リサーチャー」とは、それぞれの調査手法の特長を理解した上で、目的に合わせて調査の方法を選んで、何を調べるのか、どのように質問するのかなどを決める「調査設計」や、調査の実施に立ち会ったり、その後、調査の内容をまとめて(「集計」)、そこからどんなことが分かったのかを考える(「分析」)を行ったりする職種です。

 

やってみたい?(笑)

 

ということで、やってみましょうか?

 

このテーマでは、みなさんが調査を設計する時に、思考力論理力仮説力質問力といったチカラがトレーニングできます。また、調査で集まった答えを集計する力(これはパソコンの操作力かな)と集計したデータを分析する力、そしてみんなに調査の結果を伝える際に要約力や、表現力なんかもトレーニングできると思います。

 

では、何をリサーチしてもらうかというと・・・・・

 

そうですね・・・・

 

そうだ、6月なので「時間」をテーマにしましょう!

なぜかって?6月10日が「時の記念日」だからです。

知ってるかな?

 

ja.wikipedia.org

 

日本書紀天智天皇十年四月辛卯条(天智天皇10年4月25日グレゴリオ暦671年6月10日))に、(中略)日本初の時計を打った日が6月10日であることからこの日となった。なお、「漏尅」すなわち「漏刻」とは水時計のことである。

 

らしいんです~。ずいぶん大昔ですね。

真実かどうかはともかく、このことから「時の記念日」となったようです。

 

新学期から2ヶ月経って、みなさんも学校生活に慣れてきた頃だと思います。そこで、みなさんが毎日どのように時間を使っているのかを調査して欲しいのです。

こういった内容の調査を「生活時間調査」って言います。

 

朝起きてから寝るまでの間の時間をどのように使っているか・・・

もちろん学校にいる間はみなさんわかりますが、それ以外の時間は何してる?あるいは何にどのくらいの時間を使っている?これを調べるのが生活時間調査です。

 

ここからオリエンテーションです。

 

「6月10日は「時の記念日」です。みなさんは毎日どう時間を使っていますか?『時は金なり』って言われるほど、時間って大切ですよね。そこで、みなさんの生活時間を調べて、その特長を分析して報告してください。目的は、まずは実態を明らかにすること。報告して欲しいことを条件として出しますね。

 

報告して欲しいこと

1.学校の学年ごとで生活時間に変化はあるでしょうか?

2.スマホを見ている時間ってどのくらいあるでしょうか?スマホで何をしているのでしょうか?

3.みなさんが一番大切にしている時間はどんな時間でしょうか?

 

今回調べて欲しい生活時間は、平日とします。」

 

どうでしょうか?できそうですか?

 

それではスタート!っていうと、無茶ぶり?笑。

進め方をクエスチョンとしてつけておきますね。

 

 

Q1.まずは、調査を設計しましょう。

知りたいことが3つ提示されていますので、その3つを明らかにするためにどうするかを考えます。

 

実はこの調査の設計が一番大事なんですよ。

 

ついつい先に聞いてしまいたいところですが、設計をきちんとしていないと、調査してから「あっ、あれ聞くの忘れた」とか出てきた内容を見て、「あれ、何が聞きたかったんだっけ?」てなります。

 

1.調査する対象は誰にしますか?

 

2.どういう方法で調査しますか?

今回は、基本的にはアンケートを作って対象者へ配布する方法でお願いしたいのですが、配布はどうやって行う?どうやって回収する?

 

3.どんなアンケートにしますか?

まずは、質問する項目を考えてください。ここは、仮説力が必要ですね。

例えば「男女で違うかもしれない」とか?「スマホで見るものってどこまであんの?」

とか、仮説を立てないと項目も上手く出せないかもしれません。

 

Q2.次にアンケートの質問表をつくりましょう。

何をどのように聞けばよいか、質問方法を考えてください。

 

まずは、ここまで(設計~質問表の作成)やってみましょうか。

 

あとがき)

 

ホントは、実際に作ったアンケートを実施して、まとめて報告するところまで行うと面白いと思います。総合的な学習の時間などで時間が使えそうであれば、是非やってみてください。

 

授業のステップとしては

1.オリエンテーション

2.調査の設計

3.質問表の作成

4.アンケートの配布

5.アンケートの回収

6.パソコンなどを使って、アンケートを集計する

7.集計したものを分析する

8.発表用の資料を作る

9.発表会を行う

 

という流れになります。

授業では1から3は全員で、4からはグループ分けをして役割分担という感じでしょうか?あるいは、調査して欲しい項目ごとに最初からグループに分けるのも良いかと思います。(質問表は最後に一つにまとめて、配布・回収。そして、集計・分析・発表はまたグループごとに行う)

 

今回調査のテーマは、生活時間にしましたが、

 

できるだけ生徒に身近なテーマを設定する方が良いかと思います。

「ウチの学校の魅力って何?」とか「学校周辺のおすすめスポットを探そう」とか「ブラタモリ」的に(笑)、「なぜ、私たちの地域には○○が多いのか?」見たいなものでも良いかと思います。

 

これからの時代は、こういったこともAIが行えるという見方もあります。特に調査で集めたいデータが勝手に集まる、また自動的に集計されるみたいなことはどんどん進みそうですが、それぞれの社会や人によって知りたいことも違います。何をどのデータをどう分析するかについては、結局人の力が必要です。そこで必要となるチカラはよのなかで必要とされるチカラと大きく結びついていると思います。

 

では、また。

 

テーマ31回答例「ランドセル マーケットについて、レポートしてみよう。」

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みなさん、こんにちは。少しご無沙汰となりました。

この間に、元号は令和へ。みんなもう元号には慣れたかな。

今回は「ランドセルマーケットのレポートをしてみよう」でしたが、みなさんレポートできたかな。

早速、テーマの回答例にいってみましょう。

 

Q1. まずは、ランドセルの市場規模を推計してみてください。(情報収集力)

 

これは、できたでしょう!

前回のヒントで、

市場(しじょう)規模=商品の値段×買う人の数

 

で計算できるとし、ランドセルの値段は、6万円としましたので、あとは買う人の数、つまり小学校1年生は全国で何人くらいいるかがわかればよいですね。

 

調べる先は、統計局のホームページ。

www.stat.go.jp

各歳別の人口を見てみると、平成30年10月1日のデータでは、この時点で5歳(つまり、令和元年に6歳になる子どもたち)の人口は、101.2万人となっています。

 

なので、

市場規模=6万円×101.2万人となって、

答えは、607.2億円となります。

 

どうですか?毎年600億円の規模でランドセルが売れるんですね。

 

もう少しみてみると、平成30年10月1日のデータでは、5歳以下の子どもたちが減っていたでしょ。これから、子どもの数が減少するのでこの市場規模は小さくなる可能性がありますよね。

 

でもね・・・いま6万円のランドセルが8万円になったら、どうなりますか?

 

そうなんです!子どもの数の減少以上にランドセルの値段が上がると、市場規模は大きくなるんですね。

 

 

Q2.なぜ、4月から「ランドセル」のCMは始まるのでしょうか?今年は特に多いのはなぜでしょう?(思考力)

 

これは、わかった?

 

そうですね~。みなさんもおわかりの通り、このCMは「おじいさん、おばあさん」に向けられて放映されていると思われます。

 

なぜかというと、お孫さんの入学祝いにランドセルをプレゼントするのが「おじいさん、おばあさん」だから、ですよね。

 

みんなは、「6<シックス>ポケット」って、聞いたことはありますか?

 

「6ポケット」っていうのは、子どもに対してお金を使う財布の数のことです。

なぜ6つかというと・・・

まずは、お父さん、お母さんの財布。最近は、働いているお母さんも多いので、2つある場合が多い。

次にお父さんのご両親(子どもから見れば「おじいさん、おばあさん」)の財布が2つ。そして、お母さんのご両親の財布が2つ。

これを合わせて6つの財布があることを「6ポケット」って言います。

 

最近の長寿化で、「おじいさん、おばあさん」も元気な方が多いですから、全部で6つある場合は多いですよね。で、子どもたちの方はというと、少子化が進んでるので、兄弟がそんなに多くない場合が多い。

 

となると、子どもたち一人に対して使うお金がどんどん増える可能性がありますよね。

 

そして、今年は、ゴールデンウィークが10連休でしたよね。みなさんの中でも、おじいさんやおばあさんの家に行った人も多かったのではないですか?

 

ここが、今年のポイントで、いわゆる帰省のシーズンに家族が集まるでしょ。集まったときに出る話が子どものお話。

 

「○○ちゃんは、来年小学生だね~」

「お祝いにランドセル買ってあげようね。」

とおじいさん、おばあさんが話をしますよね。

 

そこにTVCFが流れる。

 

そして、今まさに予約中となれば・・・・。

「せっかくだから、一緒に今から見に行く?」

 

となりやすい。でしょ。

 

だから、なんですね。

 

以前は、こういった会話は、お正月か夏のお盆の帰省時期でしたが、今年は10連休になったので、帰省される家族も増えるだろうとの予測から、春の時期からランドセル販売に力を入れようとなったわけですね。

 

もっと突っ込んで、作り手や売り手の側の作戦をいっちゃうと、「ランドセル」は、予約販売の商品。メーカーにとっては、先に予約で数が分かれば売れ残りが防げるし、お客さんの方には、数量限定にすれば、欲しい色や、商品特長のあるランドセルがある間に予約してもらえる・・・・。競争相手より早くやらないと・・・!と考えているはず?笑です。

 

ここまで、聞くと、「うーん、やるな!」って感じですか?こういった作戦(販売戦略といいます。)を考えることもマーケティングで行います。

 

Q3.さて、このランドセルマーケット、高額化することで問題視されていることも出てきているようです。それはどんなことかを教えてください。(情報収集力、思考力)

 

ランドセルの値段は6万円。昔より確実に高くなっています。そのことで問題視されているのが、「子どもの貧困率」という問題。OECD(経済開発協力機構)が定めた基準に基づき、厚生労働省貧困率というものを「国民生活基礎調査」で定期的に調べています。(詳細は調べてみてくださいね。)

www.mhlw.go.jp

 

平成28年の「国民生活基礎調査」では、「子どもの貧困率」(17歳以下)は13.9%。つまり、7人に一人の子どものいる家庭が貧困状況にあるといわれているのです。

 

(このことを扱うには、色々配慮しないといけないのかも知れませんが、事実として知っておくべきことと思います。それぞれ事情があってそうなっている状況は、決して「好きでそうなっているわけでない」し、そのことで子どもたちやその親御さんが悪く扱われるものとなってはいけないと考えます。)

 

その状況の中、小学生の必需品ともいえるランドセルが、高価になっていくことが大きな負担になっている家庭もあることや、また子どもたちの中でまちがった優劣が生まれることなどが問題視されているようです。

 

Q4.Q1~3で集めた情報を元にまとめて、私にランドセルマーケットとは、どういう市場なのか、レポートで報告してください。(要約力)

 

Q1~3で調べたことを、まとめて文章にして欲しいです。字数はそうだなあ、400字~800字にしましょう。(私も、やってみますね。)

 

さあ、ここまで調べたことをまとめてみましょうか?

ランドセルマーケットとはどういう市場なのか。

 

私もやってみました笑。

 

ランドセルマーケットの市場規模は約600億円と予測されます。近年の少子化により、対象となる子どもの数は、年々減少傾向にあるものの、小学校の授業や教科書の変化、小学生の通学時のカバンの重さによる身体の負担問題などに対応して、大型化、軽量化したランドセルの登場や、ランドセル自体のカラーバリエーションの拡大により、ランドセルの価格が上昇傾向にあると言える市場といえます。ランドセルは、子どもの祖父や祖母がプレゼントとして購入されると考えられる中、2019年のゴールデンウィークが10連休と長期化したことによる帰省機会の増加予想や、ランドセルの予約販売の定着もあって、良い商品をいち早く手に入れようとするターゲットの動きを予想し、各ランドセルメーカーや小売店は、例年以上に早い販売合戦を展開している模様です。反面、高額化するランドセルの販売に対し、厚生労働省平成28年生活基礎調査で指摘している子どもの貧困率(7人に一人が貧困状況にある)の問題から、家庭における負担などを問題視されている市場でもあります。

 

(439文字)

 って、感じでしょうか?笑

 

やってみてどうだった?

何をレポートすればよいのかよくわからなかった?かな。

 

大丈夫!

まずは、字数制限の中で分かりやすくまとめてあればOKです。

せっかくだから、クラスの中で各自発表してみて、みんなのレポートがどんなことを取り上げて、どんな伝え方だったのかもお互い良い勉強になります。

 

また、こういった機会をたくさん経験することが、チカラをつける一番の方法。

例えば、毎日の新聞記事を、要約してレポートにするとかもいいかもです。

あるいは、学級活動やホームルーム活動の最後に、今日のテーマをまとめるとかでもいいかもですね。

 

私は、以前「桃太郎」や「鶴の恩返し」といったみんなも良く知っている昔話を、150文字でまとめるとか、50文字でまとめるとかやったことがあります。やってみると、人によって伝える部分が少しづつ違うので、面白かったですよ。

 

皆さんも是非やってみてください!

 

参考までに、今回のマーケットレポートでおさえるポイントでいうと、以下のようなことが伝えられているかどうかということになります。

 

・市場の大きさや、その成長(伸びている?小さくなってる?)をまずおさえる。

・市場を作る商品の最近の傾向や、企業の動きをおさえる。

・市場のターゲットとなる消費者の状況やニーズをおさえる。

・また、市場としてのチャンスや、問題点をおさえる。

 

本当は、具体的な事例等があると分かりやすいですね。

 

レポートすることは、よのなかで頻繁に求められるものです。

そこに必要なチカラは、語彙力(様々な言葉や単語を知っている)、要約力(まとめる)、表現力(伝える)って言われています。

そして、これから入試の設問などにも出てきます。

 

できる、できないはトレーニング次第。誰でもできるようになるので、トライしてみてくださいね。

 

では、また。

 

授業テーマ31 「ランドセル マーケットについて、レポートしてみよう。」

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みなさん、こんにちは。

さあ、10連休が始まりました。みなさんはどんなお休みを過ごされる予定でしょうか?

せっかくの10連休、日ごろの休みではできないことにチャレンジしたいですね。

 

反面、銀行はお休みで、よのなかではATM(現金自動預け払い機)が、休みの間に引き出す現金がなくなってしまう可能性があるとかもいわれています。さらに病院も休みにするところが多い。幼稚園や保育園もお休みで、働くお母さんは子どもが預けられない場合、お休みせざるを得ない。。。

 

いろいろ、想定しないことも起こりそうな感じもしています。

 

 そして平成もあと数日。令和がより良い年となるといいですよね。

 

さて、平成最後のテーマは、「ランドセル」。

 

「ランドセル」がますます進化しています。

 

どんな進化かと言えば、そう、みなさんもすぐ分かるのは、色がたくさん用意されるようになりましたね。調べてみると、2001年くらいに24色のものが発売されたそうです。

(ということは、みんなのランドセルはどんな色だったのかな?笑)

 

そして、どんどん大型化、軽量化していますよね。

 

みなさんも小学校の頃、重たい教科書をたくさん積めて、通学されていたと思いますが、教科書も昔に比べると大きくなってるし、なにより教科書が分厚い。

 

実際、通学時の重さは10キロ以上ある1年生もいるそうです。1年生の子どもたちが毎日10キロのランドセルをしょってるって大変ですよね。なので、より軽く、肩など身体に負担の少ないものが毎年出てきています。

 

そして今年は、タブレットが入るランドセルとか、忘れ物が減るよう、筆入れやカギなどを専用に入れるポケット付などが発売されています。時代ですね~。

 

さて、この「ランドセル」。4月になってCMを良く見かけませんか?

今年は特に多いかもです。

 

この前、入学式あったばかりなのになんで?って、思ったりしませんか?

 

今回は、このあたりからクエスチョンをみなさんと考えたいと思います。

 

今回のクエスチョンではみなさんの「まとめる力」をつけるトレーニングとなることを考えてみました。まとめる力=「要約力」ともいいますが、文章や話から得た数多くの情報の要点を短くまとめて、相手に伝えることができる力です。

 

社会に出ると、この「まとめる力」は最も必要な力と言えます。

 

仕事では、様々な人たちと一緒になって仕事を行うことが多いです。その中で、仕事内容を聞いて、次の役割の人へ口頭や、文書あるいはメールで伝えたりすることがとても多いし、大切なことになります。

 

だいたいは、みんな忙しく仕事をしているので、短時間で、正確に、分かりやすく伝えないとどうなると思いますか?

 

「なんかよくわかんない・・・」「えっ、どういう意味?」「あっ、そういうことだったの!」なんてことになると、仕事が止まってしまったり、間違ったものができ上がったりしますよね。なので、情報をきちんと理解して、伝える人へどう伝えると良いかを考える必要があります。その時、まとめる力が必要なんですね。

 

そんなトレーニングになるようなクエスチョンです。

 

Q1. まずは、ランドセルの市場規模を推計してみてください。(情報収集力)

 

「市場(「しじょう」って読みます)規模」っていうのは、商品やサービスが1年間でどのくらい売れているのかという大きさを金額で示したものです。

 

今回で言えば、「1年間でランドセル市場は全体でおおよそどのくらい売れるおおきさか?」ということになります。

 

英語で言うと、市場(しじょう)は「マーケット」なので「ランドセルマーケット」。規模は「スケール」とか「サイズ」なので「ランドセルマーケットスケール」ですね。

 

「むずかしい?」「そんなのわかんない?」笑

実は、大まかな大きさなら次の公式で出すことができます。

 

市場(しじょう)規模=商品の値段×買う人の数

で出します。

 

今回、ランドセルの値段は、6万円としましょう。高級なものもたくさんあるし、値段には幅がありますが、大体の平均の値段で計算してみましょう。だんだん高くなっているようですね。

 

あとは買う人の数ですね。

ここは単純に必要とする人の数=小学校1年生の数としましょうか?(どのくらいかは、情報収集してみてね)

 

もう簡単でしょ~笑

 

Q2.なぜ、4月から「ランドセル」のCMは始まるのでしょうか?今年は特に多いのはなぜでしょう?(思考力)

 

これは、わかるかな?

ポイントは、この10連休にもヒントがあります。もっとヒントを出すと、「ランドセル」のお金は誰がお金を出してくれるか?です。

 

以前は、お正月明けあたりが「ランドセル」販売のピークでした。が、いつのまにか徐々に時期が早くなって、8月のお盆にCMをするところが出てきました。そして今は4月から・・・・。 

8月に4月・・・・もう分かったかな?笑

 

それと、特に色が多彩になってからでしょうか、「ランドセル」は予約販売の商品が多いです。予約をして商品を受け取るのは2月とか3月です。

 

なぜかというと、色ごとで売れ残りを出さないようにしたいから。先に予約をする方式は、作るメーカにとっては、それぞれどのくらい作ればよいか分かるので、売れ残りが防げます。

 

また、用意する材料も出来るだけ残したくないので、限定数量になっているものが多い。となると、欲しい色や、商品特長のあるランドセルが欲しいとなると・・・・

 

そして、当然ですが、ランドセルメーカー各社は、すこしでも多くのお客さんに選んでもらえるよう競争しています。となると・・・・笑。

 

ヒント出しすぎ!笑。まっ、今回は「まとめる力」のトレーニングなので良いとします。

 

Q3.さて、このランドセルマーケット、高額化することで問題視されていることも出てきているようです。それはどんなことかを教えてください。(情報収集力、思考力)

 

Q1でランドセルの値段を6万円にしましたよね。6年間使うにしても6万円は昔より確実に高くなっていますね。こんな高くなったら・・・という視点で、情報収集したり、考えたりしてください。このことは、学校の制服でも問題視されたことがあります。

 

Q4.Q1~3で集めた情報を元にまとめて、私にランドセルマーケットとは、どういう市場なのか、レポートで報告してください。(要約力)

 

Q1~3で調べたことを、まとめて文章にして欲しいです。字数はそうだなあ、400字~800字にしましょう。(私も、やってみますね。)

 

これから、大学の試験問題などにこういった記述式の問題が出てくるようにもなります。また、学校では習わない「よのなかの一般知識」を知らないと答えられないようになりそうです。そんなトレーニングにもなると思うので、トライしてみてくださいね。

 

では、報告待っています。

テーマ30回答例「最先端コンビニのベネフィット分析をしてみよう!」

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みなさん、こんにちは。

いよいよ、新学期始まりましたね。新しい学年でちょっと緊張!笑もあるかもですが、それぞれ、毎日を楽しんでくださいね。

 

さて、今回のテーマはどうでしたか?

「ベネフィット」のこと、少しはわかりましたか?

実は、「ベネフィット」には大きく2つの種類があります。

 

○機能的なベネフィット

 これは、商品やサービスが持つ価値から、生まれる機能(こんなことが出来る)や利便性(簡単になる、早くできる、すぐできる)、そして効率性(無駄がなくなる)などを示すベネフィット。

 

○情緒的なベネフィット

 こちらは、商品やサービスが持つ価値が、使用する人の気持ちに与える変化で、使うことで心地よくなるとか、ワクワクするとか、嬉しくなるといったことを示すベネフィット。

 

おそらく、皆さんが考えたベネフィットはこの2つの中に分けられるのではないかと思います。

このベネフィットを上手く使って、お客様へ商品やサービスの良さを伝えると、お客様の商品の理解が早く、関心をもってくれるものです。

 

例えば、

「ほっともっと」というお弁当屋さんの名前なんかは、ベネフィットから考えられたものですし、これは、関西人しかわからない?笑、551蓬莱」の豚まんの代表的なてれびCM の「あるとき~ないとき~」なんかも「あると嬉しい、楽しい」といったベネフィットを上手くCMで表現したものですよね。

 

こうやって、ベネフィットを分析して、お客様へのコミュニケーションをマーケティングでは考えたりします。

 

では、今回の回答例です。

 

Q1. 「IoT」コンビニの5つの特長から、ベネフィットを教えてください。(思考力)ただし、以下の立場の中から1つの立場を決めて教えてください。

 

今回は、4つの立場のどれを選んだかで回答内容も少し変わりますよね。

ひとつづつ、こんな回答では?というものを、グループワークのシートを使って考えてみました。

 

1.「IoT」コンビニを作ると、ファミマにとってはどんなベネフィットがありますか?

 

まずは、ファミマのベネフィットは、こんな感じかな?

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どうですか?ファミマの立場で考えるには、今ファミマなどコンビニが置かれている状況を知っている必要がありますよね。一番大きなことで言うと・・・・

 

そう、人手不足問題

コンビニでは、もう24時間できない!とコンビニを経営するオーナーさんが訴えていますよね。これに対して、今回の取り組みが解決できることは非常に大きいし、大きな期待をファミマとしても抱いているのではと思います。

 

いろいろ、ベネフィットが出せたと思いますが、まとめて言うと、ファミマのベネフィットは、

 

より、効率的でお客様にも満足してもらえるお店ができる。また、これからお店を開きたい方にファミマを選んでもらえる。

 

ということになるでしょうか?

 

2.「IoT」コンビニをやってみると、パナソニックにとってはどんなベネフィットがありますか?

 

こちらは、こんな感じかな。それぞれの特徴以上に、誰かにやってもらうのではなく、パナソニック自身がお店を経営することが大きなポイントですよね。

 

なので、ワークシートに書くと・・・・

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という風に、どの特長にも同じようなことが入ったのでは?

これも、まとめてベネフィットを言うと・・・・

 

 

コンビニに詳しいパナソニックとして、トータルで実践的なビジネスができ、さらに進化した商品が作れる

 

ということになる。コンビニを経営してその売上をビジネスにするのではないですよね。これから、電機メーカーはIoTを駆使して、新しい商品のあり方やサービスの提供を考え、創造していかないと生き残れない。そのためにも、より企業や消費者の実態を理解して、他社と比べられても選んでいただける商品を作りたい。だから、コンビニを自分たちで経営する。

 

これまで考えられなかったことですよね。

 

3.「IoT」コンビニが普及すると、コンビニを経営する店舗オーナーにとってどんなベネフィットがありますか?

 

さあ、こちらはどうでしたか?こちらはファミマの立場に近いけど、もっとお店の経営オーナーとしての細かな悩みの解決が出てくるのでは?と思います。

なので・・・・

 

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という感じかな?人手の不足を補って、オーナーさんの負担が減るようなベネフィットが出ていますよね。

 

まとめて言うと・・・・

 

よりラクに、お店が経営できる。人出不足も軽減できる。オーナー自身も心身共にホッとできる。

 

ということでしょうか?早くこういったお店の技術が広まるといいですね。

 

4.「IoT」コンビニが普及すると、来店するお客さんにとってどんなベネフィットがありますか?

 

さて最後は、お客さんにとってのベネフィットです。

こちらはどうでしたか?

おそらく、こんな考えがたくさん出たのでは?

 

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お客さんの動きをチェックするお客さんにとっての効果は直接的にはないかもしれませんが、そのことでお店の中が改善されて、結果買いやすいお店にはなるかもしれませんよね。

 

まとめると・・・・・

 

もっと便利なコンビニになる。

 

ということでしょうか?

 

皆さん、どうでしたか?面白かったかな?

 

では、また。

 

 

 

Copyright  masanori yano

授業テーマ30(授業案付!)「最先端コンビニのベネフィット分析をしてみよう!」

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みなさん、こんにちは。

いよいよ、4月!

4月1日には、新元号も発表され、何かしら新しい時代が始まるワクワク感一杯ですね。

 

元号は「令和」。その意味はもうみなさんご存知かと思いますが、

 

元号」って、漢字でかつ音読みで作ることだけ見れば、中国や漢籍が元々ですよね。しかし、いまだに「元号」という、数字だけの西暦ではない「意味を持つ年」を作るということは、日本だけ。(中国は1911年に辛亥革命によって清が倒れると元号は廃止。1932年に満州国が建国され、一度は復活するものの1945年の満州国滅亡で再び廃止。)来る世代に思いを託すというその意味、その意味が一番の価値、文化ではと私は思っています。

 

さて、そんな新しい時代に、新しい動きがニュースになりました。

 

ファミリーマートパナソニックがIoTを駆使したコンビニをオープン」

 

これは、パナソニックが子会社を作って、パナソニック自身がファミリーマートを運営するというもの。

このコンビニでは、「IoT」を活用し、これからのコンビニをどのようにしていくかを実証実験する。

 

「IoT」は知ってるかな?

ja.wikipedia.org

 

分かりやすく言うと、様々なものに人間で言う五感(視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚)の分かるセンサーをつけて、それをインターネットで結び付けるような感じかな。例えば、電話にセンサーを組み込んだものが、実は、みんなが持っているスマホですよね。

 

その「IoT」を使ったコンビニって、どんな特長があるかというと・・・

 

その1:レジがなくてもいい

 

えっ、お金払わなくてもいいの?笑。

今回のコンビニでは、どう買い物をするかと言うと、まず、入口のカメラで顔認証を行ってチェックイン。そのあと、自分が買いたい商品を手にとって、カウンターに持って行って、商品をカメラでどの商品を買うのかを登録。そのあと、出るときに、再び顔認証すると決済が行われる。というもの。

 

支払いは、クレジットカードや、そう!PayPayやLINEPayなどのモバイルペイメントで自動的におこなわれます。すごいよね。どんな感覚なんでしょうね。買い物している気持ちになるんでしょうかね?

 

このレジがないお店は、アメリカでもアマゾンが「Amazon GO」っていう店を作ってやっています。

 

その2:お客さんの動きをチェック

 

コンビニ内には天井に360°カメラを設置。お客さんがどのようにお店の中を動くか、どの場所にたくさん人が集まるかなどをチェック分析するそうです。

 

その3:品切れ商品をチェック

 

さらに、天井にはカメラとともにセンサーがたくさんあって、商品が陳列されている棚の商品をチェックしていて、品切れ(ギョーカイでは「欠品(けっぴん)」といいます。)になると、店員さんが腕につけているデバイスに知らせて、すぐに商品を補充してもらうようになっています。

また、棚のどの商品が欠品しているかをわかりやすくするため、電子ペーパーが搭載された値札(ギョーカイでは、「プライスPOP」といいます。)にLEDついていて、欠品の時に点灯して、店員さんへその場所を分かりやすくしています。

 

その4:海外の方もおまかせ

 

カウンターには対面翻訳システムというものがあって、店員さんと外国人の間で会話をすると、タブレット上に日本語と外国語が即時に表示されるので、きちんと対応することができるそうです。

 

その5:ご注文はスマホ

 

コンビニに行く前に、スマホからお弁当を注文しておくと、お取り置きされて、来店時にすぐ買えるというサービスもあるようです。

 

どうですか?想像できますか~。ミライを描いた映画に出てきたようなことが、現実に始まりそうですよね。

 

では、今回のクエスチョンに行ってみましょう!

おっ、今回の授業テーマで30テーマ!!ですので、授業案まで考えてみました!

 

今回は、「ベネフィット分析」をみなさんとしてみようと思います。思考力のトレーニングになると思います。

 

「ベネフィット(Benefit)」は、日本語で「利益」とか「恩恵」とか「便益(べんえき)」と言う意味で、マーケティングでは、商品から得られるお客さまにとっての価値ということです。

 

似たような言葉で、「メリット(Merit)」と言うのがありますが、ベネフィットとメリットは少し意味が違います。メリットは「効果」という意味で、その商品ができることを示し、ベネフィットはその「効果」でお客様がどういった価値を得るのかということになります。

 

例えば、マーケティングで有名な話で言うと、大工さんなどが使う「ドリル」の話があります。

 

「ドリルの欲しいお客さんは、ドリルそのものが欲しいのではなくて、ドリルを使って得られる『穴』が欲しい」

 

「ドリル」と言う商品のメリットは、穴が簡単に開けられるという効果、ベネフィットは、「正確な穴が開く」「時間が省ける」とか「キレイに開くので気持ちがスッキリ」ということになります。

 

このベネフィット視点で今回の「IoT」コンビニを考えてほしいのです。

分かったかなあ?まあ、一度やってみましょうか?

 

Q1. 「IoT」コンビニの5つの特長から、ベネフィットを教えてください。(思考力)

ただし、以下の立場の中から1つの立場を決めて教えてください

 

・「IoT」コンビニを作ると、

  ファミマにとってはどんなベネフィットがありますか?

 

・「IoT」コンビニをやってみると、

  パナソニックにとってはどんなベネフィットがありますか?

 

・「IoT」コンビニが普及すると、

  コンビニを経営する店舗オーナーにとってどんなベネフィットがありますか?

 

・「IoT」コンビニが普及すると、

  来店するお客さんにとってどんなベネフィットがありますか?

 

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今回は、授業案も考えてみました。

グループに分かれたワークショップでやってみるとよいのではと思います

 

用意するもの:

・「IoT ファミマ」などのキーワードで「ニュース」を検索し一読。

 (詳細をつかんでおいてください。)

・模造紙を用意。

・上記の授業テーマシート

・付箋、サインペンなど

 

授業前半(オリエンテーション):

上記の授業シートを配布。

 

授業中盤(ワークショップ):

グループに分かれ、まずグループで立場を決めてもらい、特長ごとのメリットを各自で付箋に書いて出し合って、討議。(メリットの部分をグループで合意形成)

以下のような模造紙に合意形成できたもののみを張り付けてもらう。

 

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授業後半(ワークショップ):

グループごとで、合意されたメリットをもとに、ベネフィットを各自で付箋に書いて出し合って、討議。(グループで合意形成)

以下のような模造紙に合意形成できたもののみを張り付けてもらう

 

まとめ(プレゼンテーション):

各グループごとで発表

 

ふりかえり(リフレクション):

授業を通して、各自が思ったことを「YWT」や「KPT」などで振り返り

(振り返り方法は以下も参考にしてみてください)

 

masashiki2018.hatenablog.com

いかがでしょうか?先生方のご意見お待ちしています。

 

では、また。

 

 

 

copyright   Masanori yano

春休みコラム「2人の偉人の言葉から新年度を考えてみる」

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みなさん、こんにちは。

みなさんは、昨日で春休みかな?先生も春休み。一年間お疲れ様でした。

 

先生方の春休みは今年度の整理と新年度に向けた準備で大変お忙しく、ほぼご出勤されていると聞いています。

 

私がキャリア教育のお話で先生にお伺いする際も、春は、異動もある可能性もあるし、新年度になってから、学校での(キャリア教育の)役割分担もあるので、キャリア教育のことは新年度になってからとよく話されていました。なので、キャリア教育は大体2学期に行われることが多いですよね。

 

「2019年度の指導方針はどのようなものですか?」

 

さて、新年度は2019年度。2020年の学習指導要領改訂の前年ですが、実質的にはすでに各授業の中で取り組みが本格的に始まる年度ではないでしょうか?

 

学習指導要領改訂のなかで、大きな改革のひとつが「主体的・対話的で深い学び」を取り入れた授業、いわゆるアクティブラーニングがあります。すでにさまざまな授業で取り入れられていると思いますが、新年度以降はますますこの授業スタイルが土台になる。

 

また、キャリア教育もそうですが、「何を学ぶか」「どのように学ぶか(=アクティブラーニング)」とともに「何が出来るようになるか(思考力・判断力・表現力)」という地域や社会(よのなか)で活躍できる能力づくりが求められます。

 

そのためにも地域や学校の現状を把握しながら、指導におけるPDCAサイクルをまわすという「カリキュラムマネジメント」から新年度を考える。。。。

これまで以上に各教科の先生と連携しながら綿密な計画立てが必要のようですね。

 

こういったことは、世の中の企業でも同様の計画立てを大体前年の12月あたりから行うのですが、「計画を作ることが目的」になってしまい、スタートしてから数ヶ月で「あれっ?あの方針はどうなったの?」なんてということもこれまでは多かったように思います。

 

先生方はそんな風にならないと思いますが、 

あくまで、目的は生徒たちの成長。

そこで、今日は二人の偉人の言葉から新年度の指導方針を考えてみました。

 

人生、仕事の成果は、「考え方×情熱×能力」

 

この言葉は、京セラの創業者であり、日本航空の名誉会長である稲盛和夫さんの言葉です。

私はこの言葉が、これから求められる教育の視点にも当てはまるのではないかと最近考えています。

 

稲盛さんは、「能力」とは知能や運動神経そして健康とされ、両親や天から与えられたものとされています。次の学習指導要領が示す「何を学ぶか」の部分かと思います。

能力は、基本的なチカラは両親や天から与えられますが、その能力を高めていくのは、学校を含めた周囲の環境から、本人が高めていけるものと考えています。

 

ここに、「情熱」が掛け合わせられます。情熱=やる気ですよね。やる気は「これがやってみたい」あるいは「自分ならできる」って思わなければでないし、努力もできないもの。これは、自己肯定感といわれる能力で、周りから認められることで、生まれるチカラと言えます。まさに「どのようにして学ぶか」という方法と共に、その学びを通して認められるかどうか、自分自身も周りを認めるかどうかかと思います。

 

そして、「考え方」が掛け合わせられます。

優れた能力を持ち、熱い情熱があっても、考え方が「マイナス」では、結果は「マイナス」。「プラス」の考え方を持たないと。では「プラスの考え方」とは何でしょう?そうですよね。たとえ悪い状況でも、常に前向きに考えられること。これって、「どのようにして学ぶか」と「何ができるようになるか」に関わることではないかと考えます。

 

子どもたちそれぞれにあった「考え方×情熱×能力」を持ってもらう。そのためにどんな学校、授業にするか

 

そんなことを考えてみてはいかがでしょうか?

 

「少しずつの積み重ねでしか、自分を超えていけない」

 

 この言葉、今だからこそお借りしました!笑。はい! 2019年3月21日、現役引退を宣言されたイチローさんのインタビュー名言です。イチローさんが数多く語られたことの中で私も印象に残った言葉です。

 

「やりたいことをやる」「そのやりたいことでどうなりたいのか目標をもつ」そして、その目標に向け、「少しづつの積み重ね」を継続的に行う。

 

先に述べた子どもたちそれぞれにあった「考え方×情熱×能力」を養う、アクティブラーニングも私は、「頻度が大切」と考えています。全ては、成果のためのトレーニングではないかと。何度も何度も行うことで子どもたちが気付く、考える、相手を認め、認められる機会が少しづつ積み重なり、結果、成長につながるのではと考えます。

 

そのために、私も、学級活動や、各教科の授業の5分間でもできる 「主体的・対話的で深い学び」を取り入れた授業で使えそうな授業テーマをこれからも提案していきたいと考えます。

 

好き勝手な話ばかりしてしまいました。一度是非こんなテーマでも先生のご意見お聞かせいただければと思います。

 

では、また。

 

テーマ29 回答例「自然災害の教訓を活かす商品開発をしてみよう」

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みなさん、こんにちは。

東日本地震から8年目の今年の3月11日から、おおよそ1週間。

今週は、テレビを中心にさまざまな番組でそのすさまじさや、被災された皆さんの状況など、これからに活かすための振り返りを行われていましたね。

1週間経って、みなさん今も何か考えていますか?

ついつい「目の前の今」に集中しちゃって、忘れそう?

そうですよね。でも、いつ起こるかわからないのが自然災害です。その時に適切な行動ができるようにしておくためにも、教訓から得られたことを考え、準備や避難訓練などの体験を定期的にしておきましょうね。

 

そうそう、消防庁地震防災マニュアル一度見ておきましょう。

www.fdma.go.jp

 

 早速、回答例にいってみましょう。

 

Q1.自然災害時のことを考えて作られた商品やサービスを見つけてください。

 (情報収集力)

 

どうでしたか?たくさんありましたね。

一部をあげてみると、

・災害時の身を守る商品

 簡易ヘルメット居場所をアピールするホイッスルなど

・保存食、非常食

 これは昔からあるけど、水だけで食べられるお米とか温めなくても美味しいカレーとか、缶詰も今はパンとか、スイーツまであるようですね。先日取り上げたカップは保存食、非常食としての役割も非常に大きい。

 

中でも、最近商品化されたのは、液体ミルク。グリコが2016年の熊本地震の際、赤ちゃんを育てるお母さんが、自然災害によるストレスで母乳が出なかったり、あるいは粉ミルクからミルクを作ろうと思っても、きれいな水やお湯が手に入らないという状況をみて、 開発されたそうです。

 

・水

避難時の給水用のタンクなどもありますが、最近では持ち運びの出来る浄水器などもあるようですね。

・トイレ、衛生

簡易トイレお風呂に入れないときの大型のウエットシート、あと、水のいらないシャンプーや、歯ブラシなども。

・ライト

懐中電灯以外に、電池がなくても水があれば光るライトなども見つけることが出来ました。

 ・電源

太陽電池も使えそうですね。またカセットコンロのボンベで発電する発電機なども。

 

昨年の大阪北部地震の際は、地元の関西大学社会安全学部の学生の皆さんが駅で発電機を利用して、携帯電話などの充電サービスをボランティア活動として行われていました。学びを実践されている様子をみて、非常に感心をしたことを覚えています。

 

・避難所商品

 テーマで取り上げた段ボールで作るベット以外にも、体に巻くと暖かいシートプライバシーを確保するテントなど。

 

みなさんは、どんなものを見つけられたかな。また、こういう商品があること、知っていましたか?持っていますか?自分自身であるいは家族で用意しておくもの今一度考えてみるのも良いかと思います。

 

また、調べてみてどうかな?

日ごろ持っているもので工夫すれば、使えそうなものありそうですね。災害のときこれ使えそう~みたいな事も考えてみて。

 

Q2のアイデアにもなるかもですね。「身の回りに既にあるものを災害時こう使う」そんな設問にするともっと良かったかな笑。

 

Q2.見つけた商品やサービスを参考に、皆さんならどんな商品やサービスが作れそうですか?

難しいかな?考え方のヒントを書いておきますね。

 

その1「災害が起こると、私たちにこんなことが影響する」(情報収集・分析力)

その2「そのことで、人々にこんな状況が生まれる」(問題発見力)

その3「それを解決するには、こんな商品やサービスがあればいいのでは」(問題解決・創造力)

 

どうでしたか?日常とは異なる状況なので想像しにくいかな。だから、過去の出来事をしっかり見聞きすることが大切ですね。

少し、私も考えてみました。

 

その1「災害が起こると、私たちにこんなことが影響する」(情報収集・分析力)

例えば、みなさんの通学中(自転車で、としましょうか)に災害が起こったとします。

通学に使っている道路が通れない。家にも学校にも行けない状況も発生しそうです。

 

その2「そのことで、人々にこんな状況が生まれる」(問題発見力)

一人で通っていると、自分の安否を知らせる必要があるし、家族や友達のことも気になる。あるいは、どういう状況なのかどうすればよいのか考えるためにも情報を知りたくもなる。そのとき必要なのがスマートフォン。携帯電話会社の安否確認サービスにいれたり、つながりやすいとされるLINEを使ったりする・・・電池を良く使う・・・時間が経過する・・・電池が減っていく。不安・・・どうする?というような状況がうまれる。

 

※2月に大阪府は公立の小中学校での携帯電話の取り扱いについてガイドラインの素案を発表しました。ガイドライン素案には「子どもが、登下校時に限り、携帯電話を所持できるよう、持ち込み禁止の方針を一部解除することにしました」と明記されたとのこと。

私も必要だと思うのでその前提で回答しますね。

 

その3「それを解決するには、こんな商品やサービスがあればいいのでは」(問題解決・創造力)

 

みなさんの周りにそれを解決するものがあれば!

例えばです。最近通学の自転車などが電動自転車になっていますよね。あの電池、携帯の電源用に使えないかな?電池にUSBが挿せるように出来ないか?笑!

少し調べてみましたが、別にアダプターを買わないとダメみたいですね。最初からそういう風に作ってもらいたいなあ(もしあったら教えてくださいね。)

あるいは、電動自転車でなくても、自転車のサドルの後ろに非常用の電池や、ホイッスルなどを常備できるセットでもいいかも(自分で作れそうだね)

 

どうでしょう?

みなさん、どんな商品思いつきましたか?

漠然と考えると、何も思い浮かばないですが、ヒントのように考えていくとアイデアが生まれやすいですよね。

 

特に

その1「災害が起こると、私たちにこんなことが影響する」(情報収集・分析力)

その2「そのことで、人々にこんな状況が生まれる」(問題発見力)

がポイント。

 

例えば、高齢者の方なら、あるいは妊婦さんなら、幼稚園の子どもならどんなことが影響するのか、そのことで、どんな状況がうまれるのか・・・・その人の状況になって、気持ちになって考える。これは、マーケティングの一番大切なことですね。

 

今回のテーマはいかがでしたか?

 

では、また。

 

 

 

授業テーマ29「自然災害の教訓を活かす商品開発をしてみよう」

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みなさん、こんにちは。

 

早速ですが、明日3月11日は、東日本大震災から8年の日となります。

改めて、数多くの方が被災され、いまだに元の生活へ復興できていない方がたくさんおられます。心よりお見舞い申し上げます。

 

災害は、私たちに様々なことを教えてくれます。

 

日常では考えられないことが起こり、どう対応するか、

今後起こったときにどう備えるか

まさに、「教訓を活かし、備える」大切な機会にもなります。

 

先日、住宅設備メーカーの「LIXILリクシル)」が、

災害の際、普段と同じように使えるトイレを開発しました。

 

普段、1回の洗浄で5リットルの水を必要とするトイレですが、災害時に断水などが起こった場合に外から水を入れて使え、さらに1回わずか1リットルで洗浄できるというものです。このトイレを災害時の避難所となる学校などへ設置できればと考えられています。

 

また、みなさんはダンボールで作る簡易ベッド」は知っていますか?

 

これまで、災害の避難の際、避難場所となる学校の体育館などで、床の上に雑魚寝というのが一般的でした。床の上に寝ると、体痛いし、ホコリがすごいので呼吸器系の病気などを持つ方には非常に危険。また、エコノミークラス症候群(長時間同じ姿勢を強いられると、脚が圧迫され、血流が悪くなって、血のかたまりができて肺の静脈を詰まらせる)にもなりやすい。その負担を軽減するために、大阪のダンボール会社が段ボール製の簡易ベッドを開発されました。

 

平成30年7月豪雨で被害の大きかった岡山県倉敷市では、全避難者分の2,400台が届けられたそうです。

 

こういった、商品を開発される会社、そして開発を進めた人、すばらしいですね。仕事って、どんな仕事も「よのなかのため」に行っている。お金儲けだけではないことがわかってもらえると嬉しいです。

 

昨年、本当に自然災害が多かった。

昨年の1年間のあらためて振り返ってみましょう。

 

島根県西部地震

2018年(平成30年)4月9日1時32分頃に島根県の西部を震源として発生した地震である。地震の規模はMjma(気象庁マグニチュード)6.1で、震源の深さは12kmである。

最大震度5強を島根県大田市で観測した。

 

大阪府北部地震

2018年(平成30年)6月18日7時58分ごろ、

日本の大阪府北部を震源として発生した地震

地震の規模はMj 6.1(暫定値)。最大震度6弱大阪府大阪市北区高槻市枚方市茨木市箕面市の5市区で観測した。

 

平成30年7月豪雨

2018年(平成30年)6月28日から7月8日にかけて、

西日本を中心に北海道や中部地方など全国的に広い範囲で記録された

台風7号および梅雨前線等の影響による集中豪雨

 

平成30年台風第12号:

2018年7月25日に発生し8月3日まで存命した台風。

東から西、西から南へと進む異例のコースから、“逆走台風”とも呼ばれた。

 

平成30年台風第20号:

2018年8月18日に発生した台風。

強い勢力を保ったまま23日21時頃徳島県南部に上陸。

24日0時前には兵庫県姫路市付近に再上陸

 

平成30年台風第21号:

2018年8月28日に発生し、9月4日に日本に上陸した台風。

25年ぶりに「非常に強い」勢力で日本に上陸し、特に近畿地方を中心に大きな被害を出した。

 

北海道胆振東部地震

2018年(平成30年)9月6日3時7分に、日本の北海道胆振地方中東部を震源として発生した地震地震の規模はMj6.7(暫定値)、震度階級で最も高い震度7で、北海道では初めて観測された。

 

(出典 wikipediaより抜粋)

 

など、ほんとにすごいですね。

 

私自身も大阪府北部地震は、通勤中にほぼ震源地付近で被災し、いわゆる「帰宅困難者」を経験しました。また、平成30年台風第21号では、私が住んでいる京都もほぼ直撃を受け、一部自宅の損傷を経験しました。

 

私はおかげさまで、幸いにも無事でしたが、いずれにしてもみなさんの周りにも、いつあってもおかしくないのが自然災害です。

 

なので、今回はこういった災害の際でも、少しでも人々が身もココロも楽になれる商品を探してみて欲しいのです。

 

では、クエスチョン

 

Q1.自然災害時のことを考えて作られた商品やサービスを見つけてください。

 (情報収集力)

 

Q2.見つけた商品やサービスを参考に、皆さんならどんな商品やサービスが作れそうですか?

難しいかな?考え方のヒントを書いておきますね。

 

その1「災害が起こると、私たちにこんなことが影響する」(情報収集・分析力)

その2「そのことで、人々にこんな状況が生まれる」(問題発見力)

その3「それを解決するには、こんな商品やサービスがあればいいのでは」(問題解決・創造力)

 

どうでしょう?一度トライしてみよう!

 

最後に)

以下は、私が「大阪府北部地震」を経験した日に、私のフェイスブックに投稿した備忘録です。皆さんの参考になるかもと、掲載しておきますね。

 

今日(2018年6月18日)

思った事、備忘録まで。5つの大切なこと

 

1.スマホの充電器

毎日持ちましょう。

家族のこと、仕事の連絡、情報収集など

いつも以上にスマホを使います。コンビニに売ってますが、充電されているのは少ない。すぐなくなります。絶えず接続コードと合わせて持っておきましょう。

 

2.水

何かあれば、すぐ買いましょう。

いつもより大目に。

いつもと違うことを今からします。

そのために。

また、自身の居場所を確保した時のために。

 

3.お金

ATMはいつ止まるかもしれません。

気持ちの余裕も含め、ある程度のお金を持っておきましょう。

 

4.早めの判断が大切

季節によりますが、早めの判断が大切かと思いました。冬ならもっと早い時間かもしれません。今日のような状況では、電車頼みも夕方や夜になってからは、非常につらいと思います。今日のような日は、日中は暑い。気温が下がる午後3時かと。いろいろ選択肢を考えて、早めの時間に少しでも状況が良くなる行動を決断しましょう。あと必ずいつも折りたたみ傘を持っておきましょう。

 

今日は午後3時に歩くことに決めました。何とかなるところまで帰ることができました。途中コンビニが助かりました。

 

5.みんなに優しくなりましょう。

皆同じ状況。同じ状況の方々との会話で、今日も助かりました。

 

皆さまの何かしら参考になれば。

失念前の私自身への備忘録です。

取り急ぎ。皆さま、これからも気をつけてくださいませ

 

では、また。